月刊「教育美術」

月刊「教育美術」

月刊誌『教育美術』は、1935年創刊より日本における美術教育の進歩と振興を目指しています。教育現場の優れた実践や研究を紹介しながら、造形・美術教育の理念を広め、子どもたちが豊かな情操と創造力を育むことができるよう、また指導者が実践をより深めることができるように独自の情報発信に努めています。
美術教育の授業実践レポート、造形・美術教育のトレンドをはじめ幅広い情報を網羅。全国の幼稚園や保育所、小学校、中学校など、造形・美術教育に携わる人々のニーズに合わせた情報を提供する専門誌です。造形・美術教育の貴重な資料として全国の教育委員会、大学の研究室などから購読されているほか、全国の大学図書館などに所蔵され、指導者だけでなく研究者にも幅広く活用されています。

主な内容

<表紙・巻頭口絵> 
全国教育美術展応募作品の中から優秀作品を掲載します
<保育実践・授業実践> 
幼稚園・保育園から小・中学校の授業における取り組みの内容や指導者独自の工夫などを紹介。
<実践報告を読んで> 
美術教育専門家による「保育実践」「授業実践」の感想やアドバイス。
<教美アートギャラリー>  
全国各地の美術館に、学校の先生方にとって鑑賞指導の参考となるような所蔵作品を紹介します。
<特集> 
月替わりでアートや美術教育全般に関する広いテーマを決め、あらゆる視点から美術教育を考えます。
<美術館と学校の連携> 
全国各地美術館が各種学校と連携して行う授業例を紹介します。

2024年6月号 No.984

202406
あなたも授業研究していますか?
 美術教育においては,これまでさまざまな「授業研究」がなされてきました。今回あらためて「授業研究とは何か」,その意義と課題について多様な視点から考えるなかで,実践を記録する「ドキュメンテーション」,「子供との対話」,「デザイン思考のプロセスを参考にした授業改善(EDIPT※)」についての実践事例,さらに子供の成長に焦点化した研究協議会のあり方や授業研究における指導案のあり方などについて提案・紹介していきます。

※EDIPTは,Empathize:ユーザーへの共感,Define:問題の焦点化、
 Ideate:アイデア創出,Prototype:プロトタイプ製作,
 Test:プロトタイプのテストという5つのステップを踏んで
 問題解決を目指すデザイン思考のプロセスのこと。


【特集】

アート教育における授業研究
 東京大学 名誉教授 佐藤 学

図画工作・美術科の授業研究
 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 大泉 義一

ドキュメンテーションを取り入れた保育
 早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻 海沼 恭史

子供との対話 対話を通して子どもの「表したい」を引き出す
 横浜市教育委員会事務局 指導主事 長谷川 聡

「自分の授業を謙虚に考察するための手立てを探る
 ~毎日の授業研究・記述からの見とり~」
毎日の授業研究・実践記録のまとめかた
 東京都国立市立国立第一中学校 指導教諭 長尾 菊絵

子どもを主語にして語り合う事後協議会の創造
~「その子にとって,一番大切な場面や出来事は何か?」~
 滋賀大学教職大学院 教授 青木 善治

よりよい授業をつくるための「たたき台」
~授業研究における指導案の意味~
 東京学芸大学教職大学院 教授 西村 德行

※連載情報は詳細をご確認ください。
価格950 円(税込)

2024年5月号 No.983

202405
日本の伝統文化と美術教育
 絵画や彫刻,工芸などの日本の伝統文化に根差す造形・美術を,次の世代にどのように伝え発展させていくかも美術教育の大きなテーマです。そのテーマにそった,いくつかの実践事例を紹介します。


【特集】


地域に伝来する仏像の教育的有用性
浜松市美術館「みほとけのキセキⅡ ―遠州・三河のしられざる祈り―」
における教育普及活動から
 浜松市教育委員会・浜松市美術館 指導主事兼学芸員 島口 直弥

和菓子プロジェクト ~専門家や地域の人との交流を通した授業実践~
 愛知県名古屋市立桜田中学校 教諭 田中 佐知

焼き物を知ろう
 佐賀県西松浦郡有田町立有田中学校 教諭 藤村 真理子

「私の沖縄」  ~紅型の技法を用いた型染めの制作を通して~
 沖縄県沖縄市立沖縄東中学校 教諭 仲座 泰子

日本文化のよさを味わおう  ~浮世絵に挑戦~
 愛知県総合教育センター 研究指導主事 吉田 佑香梨

コラム
● 「美を結ぶ。美をひらく。」
  対話やツールで日本美術を愉しむ
  サントリー美術館ラーニングプログラム
   サントリー美術館 広報部主任 教育普及担当 関 香澄
● 文化財を間近で体験!「ぶんかつアウトリーチプログラム」の紹介

EDITOR'S PICK UP ~編集部で、最近気になったモノ・コトまとめ~

特集関連資料
『教育美術』でこれまで紹介してきた伝統文化に関する実践について

※連載情報は詳細をご確認ください。
価格950 円(税込)

2024年4月号 No.982

202404
子供が題材と出会うとき
 授業の導入でどのような工夫をするかで,同じ題材でも,子供たちの表現や見方・考え方が変わってしまう場合があります。そこで,本特集では,どのように授業の導入を工夫すれば,子供たちが主体的に題材と出会い,活動できるのか,小・中学校の先生方に伺いました。
 新学期に向けて,授業づくりの一助になれば幸いです。


【特集】

興味を喚起し持続させる題材の在り方
~高学年の子どもの問題意識に着目して~
 北海道教育大学附属札幌小学校 教諭 三浦 真奈美

題材の手渡し方の工夫
 東京都新宿区立津久戸小学校 指導教諭 平田 耕介

子供がかがやく造形遊び
 埼玉県上尾市立原市南小学校 教諭 山﨑 さつき

子供がわくわくする題材との出会い
 京都府京都市立西京極西小学校 校長 中下 美華

題材と子どもの間に価値ある橋を架ける
 広島大学附属東雲小学校 教諭 島谷 あゆみ

題材とのすてきな出会いを
~導入を工夫した題材「夢みルンルン まくランラン」の実践から~
 岡山県岡山市立大野小学校 教諭 高橋 英理子

この学校の生徒にとって魅力的な題材であるために
青森県弘前市立津軽中学校 教諭 蒔苗 靖子

美術室が研究所になった日 ~遊び心で題材と出会わせる~
 山梨県北杜市立明野中学校 元校長 鷹野 晃

子供が題材と出会うとき
~美術の授業を通して生活や社会とつながる~
 静岡県藤枝市立岡部中学校 教頭 道越 洋美

子どもたちが主題を生み出す授業
~さまざまな〈他者〉との対話を通して~
 福岡県北九州市立湯川中学校 校長 林 光孝

『教育美術』1978年6月号掲載 実践研究より
提示資料と児童作品の傾向
 埼玉県熊谷市立佐谷田小学校 新井 信一

※連載情報は詳細をご確認ください。
価格950 円(税込)

2024年3月号 No.981

202403
「造形的な見方・考え方」をめぐって
 本特集では,資質・能力を獲得する過程で,子供たちが働かせる「造形的な見方・考え方」とは何かを教科調査官の小林恭代先生,平田朝一先生による解説,小・中学校での実践事例,そうした「見方・考え方」を働かせている子供の姿,そして研究の成果などを通して考えていきます。


【特集】

造形的な見方・考え方と資質・能力の育成
 文化庁参事官(芸術文化担当)付教科調査官
 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
  小林 恭代

中学校美術科における「造形的な見方・考え方」について
 文化庁参事官(芸術文化担当)付教科調査官
 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
 国立教育政策研究所教育課程研究センター研究開発部教育課程調査官
  平田 朝一

平和をつむぐ形・色 ―アートの力で世界に発信―
 大阪教育大学附属平野小学校 教諭 ピオルコフスキー 潤

思考を視覚化することで見えてくるもの
~仮想企業ロゴマークの実践授業~
 神奈川県川崎市立玉川中学校 教諭 栁田 みちる

子どもたちが“造形的な見方・考え方”を働かせているとき
①:東京学芸大学 非常勤講師 横内 克之
②:兵庫教育大学附属小学校 教諭 古家 美和
③:東京都中野区立第五中学校・都内私立高校 美術科講師 花里 裕子
④:広島大学 客員准教授 森長 俊六

「造形的な見方・考え方」の学習と評価のための教材試案
 埼玉大学 教授 内田 裕子

「造形的な見方・考え方」に焦点を当てた
附属学校園における授業実践研究
―見て、ふれあい、感じ、培われる「つくりだす」・「つなげる」力―
 宮崎大学 教授 幸  秀樹

※連載情報は詳細をご確認ください。
価格950 円(税込)

2024年2月号 No.980

202402
第83回 全国教育美術展 作品集
~子どもたちの学びから生まれた絵~

 2023年10月31日に応募を締め切った「第83回 全国教育美術展」。約10万点の応募作品の中から,全国審査員が推奨する作品109点を掲載。作者(子ども)と指導者(先生)の言葉を併せて紹介します。また誌上で特選者および学校賞,特別支援学校賞も発表いたします。そのほか選評「全国審査員からひとこと」なども掲載します。


【特集】

担当理事よりごあいさつ/全国教育美術展の歩み

第83回 全国教育美術展 概要

第83回 全国教育美術展 受賞校一覧

全国学校賞・特別支援学校賞 受賞校紹介

第83回 全国教育美術展 作品集

全国56地区・海外日本人学校・特別支援学校の審査

全国審査員からひとこと
 石丸 良成,伊藤 裕子,大坪 圭輔,加藤 修,金子 光史,栗山 誠,
 郡司 明子,小泉 憲明,小林 恭代,髙橋 有紀子,髙橋 由香,
 玉川 信一,照沼 晃子,西井 惠美子,平田 朝一,降籏 孝,
 仏山 輝美,堀井 武彦,堀江 昌代,松山 明,門田 眞理子

特選者名簿
価格2,100 円(税込)

2024年1月号 No.979

202401
マイ・ベスト・ブック ~56人からの〝推し〟~
 美術教育をリードする総勢56名の先生方に,幼児教育や図工・美術の先生にとって役立つ「マイ・ベスト・ブック」を挙げていただきました。授業のヒントとなった一冊や学生時代から愛読している一冊など…。
 それぞれの先生方からの“推し”の一冊が,読者の皆様にとって「学び」や「気づき」の一助となれば幸いです。


【特集】

マイ・ベスト・ブック
〈執筆者〉 50音順・敬称略
 浅尾 知子  (愛知県津島市立高台寺小学校 前校長)
 阿部 宏行  (元 札幌大学女子短期大学部 教授)
 新井 哲夫  (群馬大学 名誉教授)
 井口 佳子  (中瀬幼稚園 園長)
 池田 純子  (淑徳大学短期大学部 こども学科 准教授)
 石賀 直之  (東京造形大学 教授)
 大嶋 彰   (滋賀大学 名誉教授)
 大橋 里沙子 (中央大学附属中学校・高等学校 美術科教諭)
 岡本 真梨  (新潟県教育庁義務教育課 指導主事)
 奥 美佐子  (大阪大谷大学教育学部幼児教育実践研究センター 客員研究員)
 海沼 恭史  (早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻)
 梶川 明子  (山口県岩国市立愛宕小学校 教諭)
 片山 寛詞  (福岡県福岡市立春吉中学校 校長)
 金子 一夫  (茨城大学 名誉教授)
 北川 智久  (筑波大学附属小学校 主幹教諭)
 清田 哲男  (岡山大学 学術研究院 教育学域 教授)
 桐山 瞭子  (お茶の水女子大学附属中学校 美術科教諭)
 小池 研二  (横浜国立大学 教授)
 小橋川 啓  (沖縄県立名護特別支援学校 教諭)
 小松 俊介  (筑波大学附属高等学校 教諭[美術科])
 佐藤 絵里子 (弘前大学 准教授)
 佐藤 賢司  (大阪教育大学 教授)
 佐藤 昌彦  (福島学院大学短期大学部 教授)
 柴田 和豊  (東京学芸大学 名誉教授)
 角谷 由美  (茨城県茨城町立明光中学校 教諭)
 竹井 史   (同志社女子大学 教授)
 田中 真二朗 (秋田県大仙市立中仙中学校 美術科教諭)
 辻 政博   (帝京大学 元教授)
 堤 祥晃   (滋賀県高島市立安曇川中学校 教諭)
 鶴内 秀一  (東京都立川市立第三小学校 図工専科教諭)
 手塚 千尋  (明治学院大学 准教授)
 冨永 千晶  (佐賀県伊万里市立波多津小学校 校長)
 中下 美華  (京都府京都市立西京極西小学校 校長)
 中條 範子  (千葉県柏市教育委員会 指導主事)
 中村 和世  (広島大学 教授)
 永松 芳恵  (大分県臼杵市立佐志生小学校 校長)
 西澤 智子  (香川県立高松東高等学校 教諭)
 西村 德行  (東京学芸大学教職大学院 准教授)
 野村 由香里 (福井県立高志中学校・高等学校 教諭)
 東良 雅人  (京都市立芸術大学 客員教授)
 平野 真紀  (常磐会短期大学 教授)
 福本 謹一  (兵庫教育大学 名誉教授)
 福森 真一  (鹿児島県大崎町立菱田小学校 校長)
 藤井 康子  (大分大学 准教授)
 細谷 僚一  (京都デザイン&テクノロジー専門学校 校長)
 松永 かおり (東京都世田谷区立砧南中学校 校長)
 三澤 一実  (武蔵野美術大学 教授)
 水島 尚喜  (聖心女子大学 教授)
 茂木 克浩  (足利短期大学 講師)
 柳沼 宏寿  (新潟大学 教授)
 八嶋 孝幸  (弘前大学教育学部附属小学校 教諭)
 山木 朝彦  (鳴門教育大学 客員教授,同大学 名誉教授)
 山崎 仁嗣  (滋賀県立膳所高等学校 教諭)
 山田 芳明  (鳴門教育大学大学院 教授)
 吉田 奈穂子 (筑波大学 芸術系 助教)
 米山 慶志  (愛知県名古屋市立豊岡小学校 校長)

※連載情報は詳細をご確認ください。
価格950 円(税込)

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