月刊「教育美術」

月刊「教育美術」

月刊誌『教育美術』は、1935年創刊より日本における美術教育の進歩と振興を目指しています。教育現場の優れた実践や研究を紹介しながら、造形・美術教育の理念を広め、子どもたちが豊かな情操と創造力を育むことができるよう、また指導者が実践をより深めることができるように独自の情報発信に努めています。
美術教育の授業実践レポート、造形・美術教育のトレンドをはじめ幅広い情報を網羅。全国の幼稚園や保育所、小学校、中学校など、造形・美術教育に携わる人々のニーズに合わせた情報を提供する専門誌です。造形・美術教育の貴重な資料として全国の教育委員会、大学の研究室などから購読されているほか、全国の大学図書館などに所蔵され、指導者だけでなく研究者にも幅広く活用されています。

主な内容

<表紙・巻頭口絵> 
全国教育美術展応募作品の中から優秀作品を掲載します
<保育実践・授業実践> 
幼稚園・保育園から小・中学校の授業における取り組みの内容や指導者独自の工夫などを紹介。
<実践報告を読んで> 
美術教育専門家による「保育実践」「授業実践」の感想やアドバイス。
<教美アートギャラリー>  
全国各地の美術館に、学校の先生方にとって鑑賞指導の参考となるような所蔵作品を紹介します。
<特集> 
月替わりでアートや美術教育全般に関する広いテーマを決め、あらゆる視点から美術教育を考えます。
<美術館と学校の連携> 
全国各地美術館が各種学校と連携して行う授業例を紹介します。

2020年12月号 No.942

202012 表紙
伝える形  ― マーク、ピクトグラム
 形や色を用いてわかりやすく伝えるデザインが社会や生活の中でどのようにかかわっているのか、またコミュニケーションツールとしてのデザインとはどういうものなのか。
 東京2020オリンピック・パラリンピックのスポーツピクトグラムを手がけたグラフィックデザイナー、廣村正彰氏の巻頭インタビューをはじめ、小学校、中学校、高等学校での実践事例を紹介します。


【特集】


【巻頭インタビュー】
 グラフィックデザイナー廣村正彰氏に聴く
    東京2020スポーツピクトグラム制作秘話

「オリジナルマークで伝えよう」 ~福島の魅力を形と色にこめて~
 福島県相馬市立中村第一小学校 教諭 高玉 宏太郎

自分のマークを金属にしよう
 青森県青森市立沖館中学校 教諭 鎌田 純平

ロゴをつくろう
 東京都立飛鳥高等学校 教諭 栗原 典子

人間理解と思考の変容を大切にするコミュニケーションデザインの学び
~東京2020オリンピック・パラリンピック
   公式エンブレムデザインの取り組みから~
 香川県立高松東高等学校 教諭 西澤 智子

避難所運営訓練のためのピクトグラムのデザイン
 青森県青森市立東中学校 教諭 高安 弘大

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2020年11月号 No.941

202011 表紙
美術教育への提言
 21世紀になり20年が過ぎました。グローバル化の進展は、経済や地球温暖化、そしてインターネットの発展や新型コロナウイルスの感染によるパンデミックにみられるように、私たちの日常生活にも大きな影響を与えています。教育も、こうした現代の課題に対応すべく「持続可能な開発目標(SDGs)」などの実現に向けて取り組みが求められています。
 一方では、特定の地域に根ざした価値観が世界に共有されていく「グローカル」な展開もいわれ、地域からの発信も求められています。また、美術(アート)の世界も広がりと多様性をみせています。
 そうした中、美術教育のあり方やその進むべき方向などについて、美術教育とは異なる分野で活躍している各界のスペシャリスト10名、美術教育関係者28名、計38名の皆様にそれぞれの提言をいただきました。
 これからの美術教育に求められるものとは何か。あらためて考えていくきっかけになればと思います。


【特集】


■提言者(50音順・敬称略)
 秋田 喜代美(東京大学大学院 教授)
 阿部 宏行 (札幌大学女子短期大学部 教授)
 石丸 良成 (東京造形大学 非常勤講師)
 井上 章一 (国際日本文化研究センター 所長)
 蝦名 敦子 (弘前大学 教授)
 大坪 圭輔 (武蔵野美術大学 教授)
 大野 正人 (東京都杉並区立杉森中学校 校長)
 岡田 京子 (東京家政大学 教授)
 奥 美佐子 (神戸松蔭女子学院大学 教授)
 奥村 高明 (日本体育大学 教授)
 片岡 真実 (森美術館 館長)
 片山 寛詞 (福岡県福岡市立城西中学校 校長)
 清田 哲男 (岡山大学大学院 教授)
 小松 佳代子(長岡造形大学 准教授)
 佐藤 学  (学習院大学 特任教授、東京大学 名誉教授)
 汐見 稔幸 (東京大学 名誉教授)
 鷹野 晃  (山梨県北杜市立明野中学校 校長)
 田中 圭一 (大阪府堺市立美原西小学校 校長)
 玉川 信一 (筑波大学 名誉教授)
 丁子 かおる(和歌山大学 准教授)
 中下 美華 (京都府京都市立西京極西小学校 校長)
 長島 春美 (元東京都立田柄高等学校 教諭)
 永守 基樹 (和歌山大学 名誉教授)
 奈須 正裕 (上智大学 教授)
 新関 伸也 (滋賀大学 教授)
 橋本 光明 (すみだ北斎美術館 館長、信州大学 名誉教授)
 原島 博  (東京大学 名誉教授)
 平田 智久 (十文字学園女子大学 名誉教授)
 福岡 知子 (大阪教育大学 非常勤講師)
 藤丸 一郎 (大阪成蹊大学 准教授)
 水島 尚喜 (聖心女子大学 教授)
 南 育子  (東京都墨田区立業平小学校 指導教諭)
 三根 和浪 (広島大学 准教授)
 宮坂 元裕 (横浜国立大学 名誉教授)
 宮津 大輔 (横浜美術大学 学長)
 村上 尚徳 (環太平洋大学 教授)
 山木 朝彦 (鳴門教育大学 特命教授)
 吉田 憲司 (国立民族学博物館 館長)

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2020年10月号 No.940

202010 表紙
授業に活用したい「3A」教材
 造形活動に材料や用具を欠かすことはできません。
 本誌7月号特集「教美・こまりごと相談所」でも、費用など材料を準備するお悩みもありました。今回の特集では「安心(Anshin)・安全(Anzen)・安価(Anka)」な材料を使った教材を「3A」教材と名付け、ダンボールなどの日用品の廃材、木などの身近な自然素材、地域の企業から寄附された企業廃材などを活用した事例を紹介します。

※3Aとは以下のような材料のことを指します。
「安心」=環境にやさしく、人体にも安心なエコロジカルな素材
「安全」=ケガすることなく加工できる素材
「安価」=自然素材や企業から寄附された廃材など


【特集】

「3A」教材開発の留意点とポイント
 同志社女子大学 教授 竹井 史

資料編

身近な素材を使って遊ぶ
 淑徳大学短期大学部 准教授 池田 純子

「いいこと考えた!」が生まれるダンボールの魅力
 大阪教育大学 非常勤講師 福岡 知子

ひろしま かきモン ~牡蠣殻を使った題材の開発~
 広島県広島市立春日野小学校 教諭 日浦 実春

光るぞ! メタル○○! ~私だけのトヨトミアート~
つくりだす喜びを味わうことができる造形活動
―知識及び技能の習得を通して―
 愛知県名古屋市立穂波小学校 教諭 大島 聖矢

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2020年9月号 No.939

202009 表紙
美術教育におけるオンライン授業の可能性と課題
 これまで図画工作・美術の活動では、「人と人」「人とモノ」が有機的に関わる「対面型」の教育を中心に行ってきましたが、新型コロナウイルスの影響によって従来の対面型による学校教育が困難な状況になりました。
 そのような中、6月11日に中央教育審議会初等中等教育分科会「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」第9回会合がウェブ会議で開かれました。そこでは「Society5.0時代にこそ、教師による対面指導や児童生徒による学び合い、地域社会での多様な学習体験の重要性がより一層高まっていく」と、対面指導の重要性を強調しながらも、「教師がICTを活用し児童生徒に対話的、協働的な学びを実現することが必要である」と明示されました。今後はより一層、ICTの活用、デジタル教材や動画などの学習支援コンテンツ、オンライン授業などによる学びが重視されます。
 今回の特集では、図画工作や美術でどのようにオンライン授業に取り組むことができるのか。その可能性と課題を探ります。


【特集】

コロナショック以降のオンライン化授業に
みる、ひと、モノ、デジタルの関係
 東京造形大学 教授 石賀 直之

オンラインでつなぐ 人と人 図工と生活
 東京学芸大学附属小金井小学校 教諭 守屋 建

北海道の離島の中学校におけるICTを活用した遠隔授業の実践事例
 北海道教育庁学校教育局義務教育課 課長補佐 工藤 雅人

「5月のオンライン」この先と元になること
~『狛犬YZプロジェクト』授業を通して~
 滋賀県立膳所高等学校 教諭 山崎 仁嗣

オンラインでオフラインを想像する
 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 大泉 義一

オンラインフォーラムを使ったアートマイル国際協働学習
 一般財団法人ジャパンアートマイル(JAM) 理事長 塩飽 隆子

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2020年8月号 No.938

202008 表紙
第55回 教育美術・佐武賞
 第55回 教育美術・佐武賞は3月末に募集を締め切り、選考委員会による厳選な審査により、優れた「美術教育に関する実践研究(報告または論文)」を選出いたしました。本特集ではその優秀作品を掲載いたします。


【特集】

《教育美術・佐武賞》
 美術がつなぐ、子ども・地域・学校
 ~学校現場が模索した教科融合型学習の試み~
  〈執筆代表者〉
   大分県臼杵市立佐志生小学校 教頭 永松 芳恵
  〈共同研究者〉
   大分大学 准教授(美術教育分野) 藤井 康子
   大分大学 准教授(国語教育分野) 花坂 歩

《佳作賞》
 表現力を高めるための「対話的な活動」の工夫
 ―ピクトグラム制作を通して―
  新潟県長岡市立南中学校 教諭 岡本 真梨

《佳作賞》
 「深い学び」に繋がる中学校美術科の授業
 ~造形要素と制作過程を軸にした授業改善と実践~
  滋賀県高島市立安曇川中学校 教諭 堤 祥晃

《選考を終えて》
 公益財団法人教育美術振興会 教育美術・佐武賞担当理事
  信州大学 名誉教授 橋本 光明

《選評》
 ゲスト選考委員:国立民族学博物館 館長 吉田 憲司
 選考委員:札幌大学女子短期大学部 教授 阿部 宏行
      武蔵野美術大学     教授 大坪 圭輔
      元全国造形教育連盟  委員長 永関 和雄
      兵庫教育大学    特命教授 福本 謹一
      山形大学        教授 降籏 孝


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2020年7月号 No.937

202007 表紙
教美・こまりごと相談所
 こちらは「教美・こまりごと相談所」です。
 保育や学校の現場で日々がんばっている先生方、いつも気になるけれど、いまさら誰にも聞けない“こまりごと”はありませんか?
 今回は、幼児教育、小学校、中学校、特別支援学校での現場経験が豊富な先生方にお願いし、現場でよく聞くこまりごとに回答していただきました。もちろんこれが正解というわけではありませんが、現場の先生方の日々の保育・授業の参考になれば幸いです。


【特集】

1.校種を超えたこまりごと編
 ・子どもの思いを大事にしたいが……
 ・費用をおさえて、材料を揃えるには……
 ・図画工作科や美術科の意義を説明するには……
 ・学習指導要領の「造形的な見方・考え方」とは……
 ・「目標及び内容構成」などのつながり方は……
 ・「まねをする子」や「共感力の高い子」は、どのようにしたら…
 ・共同製(制)作での評価は……

2.幼児教育編
 ・子ども同士でトラブルが……
 ・世代間での保育の考え方がちがう……
 ・活動の盛り上がりでも時間が来ると……

3.小学校図画工作編
 ・高学年の「造形遊び」は、どうしたら……
 ・どのような声かけをしたらよいか……
 ・[共通事項]はどのように変わったのか……
 ・展示して見せる絵は……
 ・作品の「完成度」が気になって……

4.中学校美術編
 ・一人で、多数の生徒の学習評価をしなければならず……
 ・「美術は苦手」という生徒に……

5.ICT編
 ・タブレットPCを授業で活用する際の留意点は……
 ・タブレットPCの「持ち運びやすさ」を生かした活用方法は…

6.特別支援学校編
 ・思春期の生徒への指導は……
 ・キレる子や多動の子への対応は……

7.『教育美術』アーカイブ編 ~本誌バックナンバーより~
 ・発想の遅い子や描くことの遅い子には……

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2020年6月号 No.936

202006 表紙
図画工作科の評価の考え方と実際
 3月26日に国立教育政策研究所から『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料』が発表されました。4月から全面実施となった小学校の新学習指導要領では、各教科の目標及び内容が三つの柱で整理され、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善を図る「指導と評価の一体化」が期待されています。
 本特集では、評価の作成に携わった委員の先生方を中心に、評価の考え方と実際について、参考事例なども紹介しながら解説していきます。


【特集】

児童の資質・能力の育成を目指す学習評価
 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官 小林 恭代

評価を考えるうえで大切にしたいこと
 鳴門教育大学大学院 学校教育研究科 教授 山田 芳明

観点別学習状況の評価と個人内評価
 早稲田大学 教育・総合科学学術院 教授 大泉 義一

指導と評価の一体化を図る
 京都府京都市立西京極西小学校 校長 中下 美華

育てたい資質・能力を「焦点化」するための学習評価
 東京学芸大学 准教授 西村 德行

『「指導と評価の一体化」のための
学習評価に関する参考資料』の活用を
 東京家政大学 教授 岡田 京子

評価をめぐって
 愛知教育大学 名誉教授
 公益財団法人教育美術振興会 理事 藤江 充

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2020年5月号 No.935

202005 表紙
鑑賞のひろがり
 美術鑑賞の対象は、伝統的な美術作品や現代アート、実物作品や複製、「もの」や「こと」、さらにデジタル画像から環境全体へと広がってきました。鑑賞の場も、学校や美術館、身近な地域やテレビ放送、さらにインターネットの世界へと拡張されてきました。こうした作品概念の広がりやそれを体験する場の広がり、それらを支えるメディアやテクノロジーの発達が、多様な美術鑑賞の機会を可能にしてます。
 本特集が、それらの広がりを展望するとともに、そのような多様性のなかで、あらためて鑑賞学習とそれを支える鑑賞教育の在り方を考えていくきっかけになればと思います。


【特集】

《特集》鑑賞のひろがり〔特別寄稿〕
多様な表現に対する受容がもたらすもの
 横浜美術大学 学長 宮津 大輔

様々な感覚を通した鑑賞を深める
制作体験の可能性
 明治学院大学 非常勤講師 半田 こづえ

中学生が鑑賞者として、
表現者として瀬戸内国際芸術祭に参加する
~オニノコ瓦プロジェクト2の活動を通して~
 香川大学教育学部附属坂出中学校 教諭 渡邊 洋往

陶鎔小サタデーコミュニティー「あそびじゅつかん」の実践記録
 東京都東大和市立第十小学校 図画工作専科教諭 中根 誠一

「なぜスーラは点描で絵を描いたのか?」
~『グランド・ジャット島の日曜日の午後』の鑑賞を通して~
 東京学芸大学附属竹早中学校 教諭 杉坂 洋嗣

対話型鑑賞で活用するデジタル鑑賞コンテンツ
「モティーフ操作アプリケーション」の可能性
 美術館整備局 専門員兼主任学芸員(鳥取県立博物館) 佐藤 真菜

わくわく透明クリエイティブシート
 愛知県名古屋市立穂波小学校 教諭 檜山 雄大

学びの基礎としての朝鑑賞
 武蔵野美術大学 教授 三澤 一実

パブリックドメイン・コレクション(第2弾)

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2020年4月号 No.934

202004 表紙
小中連携を考える ~義務教育学校の事例から~
 本特集は、特に義務教育学校における美術教育についてその現状を知り、今後の動向を展望することで、小学校図画工作科と中学校美術科とを一貫する美術教育のあり方や可能性を考えていこうとするものです。
 小学校高学年の授業を学級担任か教科担任かどちらが担当するかなどは、美術教育や義務教育学校に限らず、多くの学校や教科にも共通する課題でもあると言えます。
 今後の取り組みの参考になればと思います。


【特集】

小中連携と美術教育
 文部科学省初等中等教育局 視学官
 文化庁参事官(芸術文化担当)付教科調査官 東良 雅人

小中連携の取り組み ~陶芸教室と水彩指導の事例から~
 茨城県笠間市立みなみ学園義務教育学校 教諭 森川 邦子

「KINU」の美術教育
 栃木県小山市立絹義務教育学校 教諭 高谷 圭子

一人一人が主体となり 造形的な見方・考え方を深められる生徒の育成
~義務教育学校の特性を活かして~
 義務教育学校 成田市立下総みどり学園 教諭 菅野 宏美

9年間の図画工作・美術教育を見つめ直す
 長野県信濃町立信濃小中学校 教諭 常田 浩二

義務教育学校での部活動 ~美術部の活動から得られること~
 東京都品川区立伊藤学園 主幹教諭 足立 恵美子

義務教育学校における“全校アート”への挑戦
 新潟県佐渡市立佐和田中学校 教諭 丸山 広大

9年間のカリキュラムから子どもたちの未来を考える
 福井大学教育学部附属義務教育学校 教諭 菜畑 未来

義務教育学校の図画工作美術科の実践
 京都教育大学附属京都小中学校
 中高等部 図画工作美術科 教諭 足立 彰

図画工作科、美術科の小中一貫教育
 兵庫県神戸市立義務教育学校 港島学園
 後期課程(中学部) 学年総務、主幹教諭 谷川 彰宏

異学年交流の題材について
 鹿児島県南さつま市立坊津学園 教諭 三浦 祐成

小中連携関連資料

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2020年3月号 No.933

202003 表紙
「こども」に教えられたとき
 今回は幼児教育・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の先生方に、授業中の「こども」の姿から学んだこと、自分の教育観やこども観が変わったことなどを、自ら体験した実践エピソードと共に語っていただきました。
 ぜひ先生方の授業づくり、こどもの見方の一助になれば幸いです。


【特集】


子ども時代は人生の宝物
 北海道教育大学岩見沢校 教授 阿部 宏行

子どもに教えられたとき
 東京都西東京市 谷戸幼稚園 園長 伊藤 裕子

3歳児が絵を描く姿から学んだこと
 大阪府阪南市立下荘保育所 所長補佐 伊瀬 直美

「遊び」は終わらない
 東京学芸大学 非常勤講師 横内 克之

子どもと共に育つ喜びを感じながら
 大阪教育大学 非常勤講師 福岡 知子

〝美〟ってどこにあるの?
 山梨県北杜市立明野中学校 校長 鷹野 晃

木目込み鞠制作の実践から教えられたこと
 福岡県福岡市立城西中学校 校長 片山 寛詞

『生徒』に教えられたとき
 東京都立浅草高等学校 教諭 甲斐 健太

自分の感性を探る ―時間と空間を演出する襖絵の実践を通して
 福井県立高志高等学校 教諭 野村 由香里

初めて知った「風の形」
 東京都立八王子盲学校 非常勤教員 山中 由美子

アートがライフに火をともす
 東京都立八王子特別支援学校 非常勤講師 石丸 良成

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2020年2月号 No.932

202002 表紙
第79回 全国教育美術展 作品集
~子どもたちの学びから生まれた絵~


 2019年10月31日に応募を締め切った「第79回 全国教育美術展」に
おける約11万点の応募作品の中から、全国審査員が推奨する
作品109点を作者(子ども)と指導者(先生)の言葉と併せて
紹介します。
 また学校賞、特別支援学校賞の発表や、選評「全国審査員から
ひとこと」、特選者名簿なども掲載。


【特集】


全国教育美術展の歩み・概要

第79回 全国教育美術展 受賞校一覧

全国学校賞・特別支援学校賞 受賞校紹介

第79回 全国教育美術展 作品集

全国56地区・海外日本人学校・特別支援学校の審査

全国審査員からひとこと
 猪 泰介、石丸 良成、伊藤 裕子、稲村 由則、大坪 圭輔、
 岡田 京子、小野 洋子、加藤 修、金子 光史、栗山 誠、
 郡司 明子、竹村 浩明、玉川 信一、照沼 晃子、原 昌志、
 東良 雅人、平田 智久、 仏山 輝美、堀井 武彦、松山 明、
 宮本 美紀、山﨑 克磨

特選者名簿

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2020年1月号 No.931

202001 表紙
スポーツと美術教育
 地球は長い歴史の中で、一部の魚や鳥、あるいは動物に美しさをつくりだす知性と感性を与えました。特に人は、多様な文化を創造し、その一つとして美術やスポーツを生み出します。知性と感性の視点からは、美術とスポーツは同じ地平にあるのです。
 カリキュラム・マネジメントやSTEAM教育など、既存の枠組みを超えた教育実践が求められる現在、東京オリンピックを目前に控えた2020年1月、スポーツと美術をつなぐ論説や実践を紹介し、より豊かな生き方につながる何かを探ってみましょう。


【特集】

スポーツと美術、豊かさの共有 ~教育課程編成上の視点~
 日本体育大学 教授 奥村 高明

クーベルタンの理想と願い ~オリンピックと芸術~
 秩父宮記念スポーツ博物館 学芸員 新名 佐知子

スポーツの採点と美的視点
~アーティスティックスイミングにおける芸術的要素~
 公益財団法人日本水泳連盟 アーティスティックスイミング委員長、
 筑波大学 体育系 教授 本間 三和子

この瞬間をとらえて
 神奈川県横浜市立上飯田中学校 教諭 荻島 千佳

からだを奏でる子どもたち
~体奏家・新井英夫ワークショップにみる身体表現、自然との調和~
 特定非営利活動法人  芸術家と子どもたち 代表 堤 康彦

芦屋オリンピック ~金メダルを目指せ!~
 兵庫県芦屋市立打出浜小学校 主幹教諭 石井 真里

造形おかざきっ子展で見つけた オリンピックに関連する実践を紹介!

〔レポート〕
みんぱく公開シンポジウム
日本におけるユニバーサル・ミュージアムの現状と課題
―2020オリパラを迎える前に

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