月刊「教育美術」

月刊誌「教育美術」

豊かな情操と想像力をはぐくむよう、教育と美術をお届けする、月刊誌です。

2020年7月号 No.937

教美・こまりごと相談所
 こちらは「教美・こまりごと相談所」です。
 保育や学校の現場で日々がんばっている先生方、いつも気になるけれど、いまさら誰にも聞けない“こまりごと”はありませんか?
 今回は、幼児教育、小学校、中学校、特別支援学校での現場経験が豊富な先生方にお願いし、現場でよく聞くこまりごとに回答していただきました。もちろんこれが正解というわけではありませんが、現場の先生方の日々の保育・授業の参考になれば幸いです。


【特集】

1.校種を超えたこまりごと編
 ・子どもの思いを大事にしたいが……
 ・費用をおさえて、材料を揃えるには……
 ・図画工作科や美術科の意義を説明するには……
 ・学習指導要領の「造形的な見方・考え方」とは……
 ・「目標及び内容構成」などのつながり方は……
 ・「まねをする子」や「共感力の高い子」は、どのようにしたら…
 ・共同製(制)作での評価は……

2.幼児教育編
 ・子ども同士でトラブルが……
 ・世代間での保育の考え方がちがう……
 ・活動の盛り上がりでも時間が来ると……

3.小学校図画工作編
 ・高学年の「造形遊び」は、どうしたら……
 ・どのような声かけをしたらよいか……
 ・[共通事項]はどのように変わったのか……
 ・展示して見せる絵は……
 ・作品の「完成度」が気になって……

4.中学校美術編
 ・一人で、多数の生徒の学習評価をしなければならず……
 ・「美術は苦手」という生徒に……

5.ICT編
 ・タブレットPCを授業で活用する際の留意点は……
 ・タブレットPCの「持ち運びやすさ」を生かした活用方法は…

6.特別支援学校編
 ・思春期の生徒への指導は……
 ・キレる子や多動の子への対応は……

7.『教育美術』アーカイブ編 ~本誌バックナンバーより~
 ・発想の遅い子や描くことの遅い子には……


【連載】

第79回全国教育美術展特選作品より 作品紹介

【シリーズ 乳幼児はすごい! 34】
 混沌とした遊びの広がりとルール
  学校法人町山学園 幼保連携型認定こども園
  まどか幼稚園 園長 町山 太郎

スクールアート風土記Vol.35
  京都府 京都市立翔鸞小学校 校長 二宮 靖男

[保育実践]
 Spirit-Mind-Body 精神を表現する知恵と身体
  社会福祉法人横浜YMCA福祉会 幼保連携型認定こども園
  YMCAつるみ保育園 園長 江口 世都
  《実践報告を読んで》
   白百合女子大学 人間総合学部初等教育学科 准教授 椎橋 げんき

[授業実践] 小学校 〈第6学年〉
 感性を働かせて能動的に表現を楽しむ
 ~自分のお気に入りの表現を見つけ、墨表現に向かう~
  新潟県 新潟市立女池小学校 教諭 飯吉 阿佐美
  《実践報告を読んで》
   京都府 京都市立西京極西小学校 校長 中下 美華

[授業実践] 中学校 〈第3学年〉
 生徒が主題を生み出す授業を目指して
 ~自画像「今の自分を見つめる」の実践から~
  京都府 同志社中学校 美術科教諭 塩田 侑佳
  《実践報告を読んで》
   東京学芸大学 教授 相田 隆司

〔レポート〕
●造形教育センター5月 月例研究会
 「造形教育の今日的意義~コロナショックと造形教育~」

文献紹介
 ●大坪 圭輔/編 『求められる美術教育』
  (美術教育家 永関 和雄)
 ●磯部 錦司/著 『「芸術の6層」による教育』
  (東京学芸大学 准教授 笠原 広一)

教美インフォメーション(研究会・イベント情報)

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