月刊「教育美術」

月刊「教育美術」

月刊誌『教育美術』は、1935年創刊より日本における美術教育の進歩と振興を目指しています。教育現場の優れた実践や研究を紹介しながら、造形・美術教育の理念を広め、子どもたちが豊かな情操と創造力を育むことができるよう、また指導者が実践をより深めることができるように独自の情報発信に努めています。
美術教育の授業実践レポート、造形・美術教育のトレンドをはじめ幅広い情報を網羅。全国の幼稚園や保育所、小学校、中学校など、造形・美術教育に携わる人々のニーズに合わせた情報を提供する専門誌です。造形・美術教育の貴重な資料として全国の教育委員会、大学の研究室などから購読されているほか、全国の大学図書館などに所蔵され、指導者だけでなく研究者にも幅広く活用されています。

主な内容

<表紙・巻頭口絵> 
全国教育美術展応募作品の中から優秀作品を掲載します
<保育実践・授業実践> 
幼稚園・保育園から小・中学校の授業における取り組みの内容や指導者独自の工夫などを紹介。
<実践報告を読んで> 
美術教育専門家による「保育実践」「授業実践」の感想やアドバイス。
<教美アートギャラリー>  
全国各地の美術館に、学校の先生方にとって鑑賞指導の参考となるような所蔵作品を紹介します。
<特集> 
月替わりでアートや美術教育全般に関する広いテーマを決め、あらゆる視点から美術教育を考えます。
<美術館と学校の連携> 
全国各地美術館が各種学校と連携して行う授業例を紹介します。

2026年4月号 No.1006

202604
「こどもまんなか社会」と造形教育
 ~確かな教育のはじまりを乳・幼児から~

 2023年4月にこども家庭庁ができ,「すべてのこどもが,その置かれた環境に関わらず,自立した個人として健やかに成長し,将来にわたって幸福な生活を送れる社会の実現」を目指すこども基本法ができ,「こどもまんなか社会」が理念から実装の段階へと進んでいます。この4月からは「こども誰でも通園制度」も始まります。
 「はじめの100か月の育ちビジョン」なども打ち出され,生まれる前から,就学までの子どもの育ちを社会全体で見ていくことが求められる中,本特集では秋田喜代美先生による巻頭言にはじまり,0歳からの学びの連続を子どもの姿から見ていく幼保こ小接続座談会,「こども誰でも通園制度」や「プロジェクト保育」を推進している「こどもまんなか社会」最前線の現場からの実践,乳幼児の美術鑑賞の事例などを紹介します。


【特集】

「こどもまんなか社会」の実現にむけて今私たちが大事にしたい視点
 学習院大学 教授 秋田 喜代美

[オンライン座談会]
「こどもまんなか社会」 / 幼保こ小接続の今
~子どもの姿から共有する「楽しさ」と「可能性」~
 司 会:丁子 かおる (和歌山大学  准教授)
 登壇者:伊藤 裕子  (谷戸幼稚園  園長)
     篠原 歩   (幼保連携型認定こども園
              あかつき保育園  主幹保育教諭)
     三原 悠希子 (兵庫県神戸市立魚崎小学校  主幹教諭)
     名達 英詔  (十文字学園女子大学  教授)

「こどもまんなか社会」最前線 ~あかさかルンビニー園の取組から~
 社会福祉法人浄元福祉会 あかさかルンビニー園
 理事長・園長 王寺 直子

あかさかルンビニー園 乳幼児研修会レポート

コラム 赤ちゃんからの美術館体験プログラム
    ちっちゃなこどもびじゅつあー ~絵本もいっしょに~
     国立国際美術館 教育普及室 主任研究員 藤吉 祐子

BOOK GUIDE
● 書 籍:0・1・2歳児 造形がはじまるとき
      一人ひとりの表現に寄り添う環境・援助が見えてくる
  監 修:平田 智久・小野 和
  編 著:照沼 晃子
  紹介者:YMCA保育園ねがい 園長 今井 世都
● 「幼児を知る本」6冊,「役立つ教育資料」

研究会への招待
 幼児造形教育研究会
 ~子どもの生活と造形表現のかかわりを探求する~
  執筆:宮野 周(幼児造形教育研究会副会長)

※連載情報は詳細をご確認ください。

※事前予約受付中
 2026年3月25日より出荷開始予定
価格1,100 円(税込)

2026年3月号 No.1005

202603
教師の「言語活動」をめぐって
 教師も,日々の教室での「言語活動」を行なっています。この特集では,そうした教師の「言語活動」をめぐって,子どものへ「ことばがけ」,学習指導要領上の用語,最近のICT関連などで多用されるアルファベットの頭字語(アクロニム),目新しいカタカナ語,また,造形材料や用具などに関する用語,そして,教育現場の実践から生まれてきた「知る人ぞ知る」美術教育業界用語など,さまざまなアプローチから考えてみたいと思います。


【特集】

教室で生まれることば ~授業改善のABC~
 北海道教育大学岩見沢校 元教授 阿部 宏行

学習指導要領のことば(1)
 東京家政大学 教授 岡田 京子

学習指導要領のことば(2)
 京都市立芸術大学 客員教授 東良 雅人

乳・幼児教育で特に大切にしていることば
 和歌山大学 准教授 丁子 かおる

【用語コラム】
 ●学校で用語集を共有している事例(美術科の用語より)

【用語集】
 ●現場から生まれた指導に関することば
 ●材料・道具に関することば
 ●美術教育に関するカタカナ語
 ●ICTや美術教育に関する頭字語(アクロニム)

【用語コラム】
 ●「模造紙」のこと,あなたの地域ではなんと呼んでますか?
 ●他にもある! 地域ならではの用紙の名前
 ●どっちがスコップで,どっちがシャベル?

※連載情報は詳細をご確認ください。
価格1,100 円(税込)

2026年2月号 No.1004

202602
第85回 全国教育美術展 作品集
~子どもたちの学びから生まれた絵~

 2025年10月31日に応募を締め切った「第85回 全国教育美術展」。応募作品の中から,全国審査員が推奨する作品109点を掲載。作者(子ども)と指導者(先生)の言葉を併せて紹介します。また誌上で特選者および学校賞,特別支援学校賞も発表いたします。そのほか選評「全国審査員からひとこと」なども掲載します。


【特集】

担当理事よりごあいさつ / 全国教育美術展の歩み

第85回 全国教育美術展 概要

第85回 全国教育美術展 受賞校一覧

全国学校賞・特別支援学校賞 受賞校紹介

第85回 全国教育美術展 作品集

全国56地区・海外日本人学校・特別支援学校の審査

全国審査員からひとこと
 青田 伸一,石丸 良成,井田 善之,伊藤 裕子,大坪 圭輔,
 加藤 修, 金子 光史,北田 尚雄,桐山 卓也,栗山 誠,
 郡司 明子,小林 恭代,玉川 信一,照沼 晃子,中村 裕子,
 平田 朝一,福田 美奈,仏山 輝美,堀井 武彦,松山 明,
 森 有平, 渡邉 敏尚

特選者名簿


価格2,500 円(税込)

2026年1月号 No.1003

202601
啐啄同時
~子どもの主体性を生かした指導のあり方~
 「啐啄同時」(そったくどうじ)とは禅宗の用語で,雛鳥が卵の中から殻を破ろうと内側からつつくこと(啐)と,親鳥がそのタイミングに合わせて外側からつつくこと(啄)で,「絶好の好機」を表す言葉として教育や人との交流などの場面で使われます。
 今回は,子どもの主体的な学び(啐)と,それを引き出す教師の指導のあり方(啄)を,さまざまな事例から考えていきます。


【特集】

子供の主体性 ―教師の指導とまなざし
 武蔵野美術大学ソーシャルクリエイティブ研究所
 客員研究員 奥村 高明

子どもの「気づき」を生み出す造形環境
 和歌山県和歌山市立楠見小学校 教諭 西原 有香莉

やってみたい心に届く対話 ―子ども一人一人に応じた教師の関わり―
 群馬県邑楽郡千代田町立西小学校 教諭 富山 亜紀穂

美術における個別最適な学びを考える
 東京都国分寺市立第一中学校 美術科教諭 小林 奈央

知的障害のある生徒とつくる鑑賞と表現の学び
―啐啄同時が支える「気づく・伝える・ひろがる」授業―
 大阪府立豊中支援学校 教諭 花田 知恵

KYOUBIタイムカプセル
 「幼児の作品から」 (1972年4月号より)
  東京芸術大学      教授 桑原 実
  十文字学園女子短期大学 教授 林 健造

資料
 〔編集部選〕教育に関する四字熟語


<訂正とお詫び>
34頁の上から2行目の『碧眼録』を『碧巌録』へと訂正してお詫び申し上げます。


※連載情報は詳細をご確認ください。
価格1,100 円(税込)

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日々の実践・研究にご活用いただけましたら幸いです。

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