「こどもまんなか社会」と造形教育
~確かな教育のはじまりを乳・幼児から~ 2023年4月にこども家庭庁ができ,「すべてのこどもが,その置かれた環境に関わらず,自立した個人として健やかに成長し,将来にわたって幸福な生活を送れる社会の実現」を目指すこども基本法ができ,「こどもまんなか社会」が理念から実装の段階へと進んでいます。この4月からは「こども誰でも通園制度」も始まります。
「はじめの100か月の育ちビジョン」なども打ち出され,生まれる前から,就学までの子どもの育ちを社会全体で見ていくことが求められる中,本特集では秋田喜代美先生による巻頭言にはじまり,0歳からの学びの連続を子どもの姿から見ていく幼保こ小接続座談会,「こども誰でも通園制度」や「プロジェクト保育」を推進している「こどもまんなか社会」最前線の現場からの実践,乳幼児の美術鑑賞の事例などを紹介します。
【特集】「こどもまんなか社会」の実現にむけて今私たちが大事にしたい視点
学習院大学 教授 秋田 喜代美
[オンライン座談会]
「こどもまんなか社会」 / 幼保こ小接続の今 ~子どもの姿から共有する「楽しさ」と「可能性」~
司 会:丁子 かおる (和歌山大学 准教授)
登壇者:伊藤 裕子 (谷戸幼稚園 園長)
篠原 歩 (幼保連携型認定こども園 あかつき保育園 主幹保育教諭)
三原 悠希子 (兵庫県神戸市立魚崎小学校 主幹教諭)
名達 英詔 (十文字学園女子大学 教授)
「こどもまんなか社会」最前線 ~あかさかルンビニー園の取組から~
社会福祉法人浄元福祉会 あかさかルンビニー園 理事長・園長 王寺 直子
あかさかルンビニー園 乳幼児研修会レポート
コラム 赤ちゃんからの美術館体験プログラム ちっちゃなこどもびじゅつあー ~絵本もいっしょに~
国立国際美術館 教育普及室 主任研究員 藤吉 祐子
BOOK GUIDE
● 書 籍:0・1・2歳児 造形がはじまるとき 一人ひとりの表現に寄り添う環境・援助が見えてくる
監 修:平田 智久・小野 和
編 著:照沼 晃子
紹介者:YMCA保育園ねがい 園長 今井 世都
● 「幼児を知る本」6冊,「役立つ教育資料」
研究会への招待
幼児造形教育研究会 ~子どもの生活と造形表現のかかわりを探求する~
執筆:宮野 周(幼児造形教育研究会副会長)
【連載】第85回全国教育美術展特選作品より 作品紹介
【シリーズ 乳幼児はすごい! 82】
かみっていろいろあそび はじめてのローラー遊び(5歳児)
福岡女子短期大学 教授 樋口 和美
教美アートギャラリー (第42回)
長野県立美術館 学芸専門員 青山 由貴枝
みんなのひろば
● 校内展「色や形で伝えよう わたしの思い わたしのすてき」
● 「弘前城菊と紅葉まつり」の玄関の顔として ~3年共同制作による大型動物彫刻の展示~
[保育実践]
桑の実から広がった自然素材との出会いと表現活動
神奈川県川崎市 宮崎台幼稚園 教諭 叶野 沙智子・福長 美帆
《実践報告を読んで》 十文字学園女子大学 教授 名達 英詔
[授業実践] 小学校 〈第2学年〉
巨大灯籠をつくって平和を発信! ~地域とのつながりを大切にして~
広島県 広島市立翠町小学校 教諭 亀井 ひとみ
《実践報告を読んで》 畿央大学 教授 西尾 正寛
[授業実践] 中学校 〈第1学年〉
光と影のモノ語り ~光・セロハン・美術室という環境が生み出す魅力を探ろう~
大阪府 大阪市立天王寺中学校 教諭 田窪 真樹
《実践報告を読んで》 東京都世田谷区立玉川中学校 校長 松永 かおり
文献紹介
紹介者:野切 卓(札幌市立月寒小学校 校長)
書 籍:わたしだけの宝物をつくる ―自分らしく輝く図画工作の時間―
著 者:小林 恭代
2025年度 第29回ちゅうでんリサイクル工作コンクール入賞作品の紹介
〔レポート〕
● 第77回全国造形教育研究大会 奈良大会(兼 第75回奈良県図画工作・美術教育研究大会 橿原市・高市郡大会)
報告:垣内 宏志(大会実行委員長)
● 第45回 山口県子どもの造形を考える会研究発表会 報告
報告:弘中 順一(山口県子どもの造形を考える会 代表)
● #つくってみた 図工美術好きが集まれる場所
報告:大島 伸夫(造形教育ユニット 図美好場)
第70回 全日本学生美術展
教美インフォメーション(研究会・イベント情報)
※事前予約受付中
2026年3月25日より出荷開始予定