月刊「教育美術」
月刊誌「教育美術」
豊かな情操と想像力をはぐくむよう、教育と美術をお届けする、月刊誌です。
2025年10月号 No.1000
1000号記念Ⅰ 教育美術の歩み
『教育美術』は1935年に創刊し,日本の美術教育の振興に努めてきました。このたび,2025年10月号で通算1000号を迎えるにあたり,二号連続特集企画を組みました。
10月号では1000号までの歩みを振り返りながら,弊誌ゆかりの先生方からの寄稿をいただきました。また,「教美タイムカプセル」のコーナーでは,いま美術教育の現役世代である読者の先生方にとっても普遍的と思われるテーマを選りすぐりました。「見る教育」の大切さを説く東野芳明氏へのインタビューや,社会とのつながりを考えさせられる「父母と美術教育」,国際美術会議(INSEA)での当会会長(当時)の森戸辰男氏の講演採録,幼児教育の座談会など…。まだまだ紹介したい記事はございましたが,今回紹介しきれなかった記事は,次号以降でまたご紹介していけたらと思います。
お楽しみいただけますと幸いです。
【特集】
通算1000号発刊に寄せて
公益財団法人 教育美術振興会 名誉会長 中曽根 弘文
ごあいさつ
公益財団法人 教育美術振興会 理事長 西村 貞一
特別寄稿
わたしと教育美術
宮坂 元裕(横浜国立大学 名誉教授)
『教育美術』誌との出会いと思い出
板良敷 敏(元 文部科学省視学官)
『教育美術』への感謝
井口 佳子(中瀬幼稚園 園長)
教育美術,1000号までの歩みを見る
公益財団法人教育美術振興会 機関誌担当理事 藤江 充
KYOUBIタイムカプセル
① 農山村想画図説三題(1936年3月号より)
青木 實三郎
② 教育美術振興會規則(1950年3月号より)
③ 壁を壊そう 今日の芸術と生活(1955年9月号より)
講演 岡本 太郎 司会 徳大寺 公英
④ 桜商会の神代時代(1956年5月号より)
佐武 林蔵
⑤ 村にできた「子どもの絵を見る会」(1957年11月号より)
埼玉県深谷市明戸小学校 御村 良隆
⑥ 美術館教育 年代順に学校と美術館との連携をたどって
(1965年2月号~1999年1月号より)
⑦ 科学時代における美術教育(1965年11月号より)
森戸 辰男(公益財団法人教育美術振興会 会長)
⑧ 【座談会】80年代を目指す 造形・美術教育シリーズ⑦
幼児期の造形教育の展望(1979年9月号より)
横浜市あゆみ幼稚園 松村容子,名古屋市呉竹幼稚園 矢沢園恵
宮城教育大学非常勤講師 矢野和江,愛知教育大学 黒川建一(司会)
⑨ 見る教育の意義 ―目を通した文化記憶(1988年10月号より)
インタビュー 東野 芳明 (美術評論家・多摩美術大学教授)
聞き手 花篤 実 (大阪教育大学)
【連載】
第84回全国教育美術展特選作品より 作品紹介
【シリーズ 乳幼児はすごい! 77】
4歳児 いっぱい遊ぼう!
学校法人中間東学園 中間みなみ保育園 4歳児担任 山永 智
教美アートギャラリー (第37回)
岩手県立美術館 学芸調査員 佐々木 倫生
[保育実践]
春の自然から学ぶこと
山梨県 かおり幼稚園 教諭 小田切 綾香
《実践報告を読んで》 大阪常磐会大学短期大学部 准教授 久保 葉子
[授業実践] 小学校 〈第4学年〉
ようこそ! ゆめいろ動物園へ ~〈人間の真ん中〉をつくる授業をめざして~
大阪府 豊中市立少路小学校 教諭 宮本 美紀
《実践報告を読んで》 群馬大学 教授 郡司 明子
[授業実践] 高等学校 〈第1学年〉
素材を生かした工芸の表現を知る
【木工】積層技法を生かした小物置き(入れ)の制作 ~構図に思いをのせて~
東京学芸大学附属高等学校 教諭 神田 春菜
《実践報告を読んで》 京都市立芸術大学 客員教授 東良 雅人
〔レポート〕
● 第60回 教育美術・佐武賞 贈賞式&座談会
教育美術・佐武賞における過去受賞論文及び動画公開に関するご案内
ぼくの絵わたしの絵展 ~第84回全国教育美術展~ 開催日程
教美インフォメーション(研究会・イベント情報)
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1,100 円(税込)
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